不動産会社選定のポイント

不動産会社選定のポイントについて

 

不動産取引では、売主様は少しで高く売りたいと思い、買主様は少しでも安く買いたいと思います

不動産業者は、その間に立つことになります。

大きな金額の動く取引ですから、慎重になりたいところです

 

しかし、そうはいっても、どうすれば良いのか?と思いますよね

そこで、不動産会社の選び方をいくつかご説明します。ご参考にしてください

 

1,お客様のご要望をしっかり聞いてくれるか?

 

不動産業者の中には、とにかく売却を急がせる場合があります。

そういった業者は要注意です。

なぜなら、お客様の意向を聞いていない可能性があるからです。

 

不動産売却には様々な条件や制約が付いてきます。

法律的な問題、ご近所とのこと、などです。

よって、不動産の売却については、急ぐことは必ずしも良いことではありません

 

2,不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。

 

賃貸仲介が中心業務の場合は、不動産売買が不得意であることが多いです。

逆もあります。

不動産売却には法律的な問題が起きる可能性が大きいので、不動産売買を得意とする業者を選ぶのが良いでしょう。

 

3,不動産業者の中には、現金買取を勧めてくる場合があります。

 

買取は売却するにはスピード感がありますが、必ずしもお客様に合っていない場合も多いです。

 

以前、土地200坪の古家付き物件を持て余していた売主様がおられました。

そこに目をつけた業者が100万円で買い取りを提案してきました。

売却寸前で、当社にご相談があり、ご意向を伺ってみて、普通に売却した方が良いと進言しました

結果、その物件は700万円で売却できました。

 

4,積極的な販売活動を行ってくれるか?

 

不動産を売却するには、できる限り多くの人に知ってもらう方が、高く売れる可能性があります。

ところが、不動産業者の中には、お客様のご希望を無視して、広告をしなかったり、不動産データベース(レインズ)に登録しない、athomeやSUUMOやHOMESなどのサイトに登録しない、といった場合があります。これだと、早く売却することも難しくなります。

 

※「REINS(レインズ)」とは

全国の物件情報が登録された不動産会社共通のデータベースのことです。

不動産業者は、お客様から依頼された物件情報は、数日以内にREINSに登録する決まりになっています。

レインズの登録証明書を提出してもらいましょう。

 

5,丁寧に説明してくれる会社か?

 

不動産売却は物件に関する知識はもちろん、法律や相続のことなど専門的な知識や経験が必要とされる取引です。

売却の相談をされる際には、メリットもデメリットも、お客様にわかりやすい言葉で丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。